でろぐ

でぐちのブログ略して「でろぐ」

公式大会「とびはねろ!コイキング」に参加しました。

11月にはスカーレット・バイオレットが発売されるので、剣盾でのバトルシーズンも残りわずかなこの状況で、なぜかコイキングがメインのダブルの公式大会が開催されたので、参加してみました。
このような告知です。

選出に必ずコイキングをいれなければいけないという、謎のしばりがある変な大会ですが、せっかくやるのでこれならいけるんじゃないかなという構成を考えてみました。
結果も合わせてご紹介。

結果としては941位と、過去最高の結果を残せたのでうれしかったのはうれしかったんですが、ちょっと色々と反省点はありました。
詳しくは後述。
今回のコンセプトは、コイキングはスカーフをもたせてハイドロポンプをうち、よびみずのチョッキトリトドンもしくは弱保セキタンザンがダイマして押し切って勝つというパターンと、相手に炎がいなければたべのこしナットレイで削って勝つという3パーターンでの想定です。
残りの2枠は特になんでもいい(選出するつもりはほぼない想定)なので、最近選ぶ機会のなかったウォーグルとアーマーガーにしました。
ウォーグルはあまり活躍できませんでしたが、アーマーガアはあるシーンで予想外の活躍ができたのがよかった感じでした。

大会振り返り

今回の大会は全部ではないものの何試合かは消化して、その中で面白い感じなったシーンが何個かあったので、将来の自分用に書き残します。

トリトドンミラーとよびみずの仕様

まずは、今回の僕の戦略のひとつのよびみずトリトドンですが、僕が考えるようなことは現在の環境でバトルをしているポケモンユーザーであれば誰でも思いつくようなものなので、トリトドンが入っている構築は非常に多かったわけです。
ここで誤算だったのが、よびみずの仕様です。
よびみずは水技が発動した場合に、トリトドンが吸収してCを1段階上げるという特性なんですが、フィールドによびみずの特性のポケモンが2体以上いる場合、よびみずの効果の対象はその中で一番すばやさが早いポケモンになるという仕様でした。
構築の時点でこの事を考えてなくて、ミラーになってはじめて、「あ、やべ」と気付きましたw

というのも、このトリトドンはプレゼントで配布された最遅の個体を使っていたので、この時点で相手側がよびみずを発動することが確定しているためです。
なので、このようにトリトドンミラーになった場合、こちらは負け確です。
どうように、相手トリトドンでこちらがセキタンザンの場合でも、相手のS上がったダイアースで確定で落ちるのでこちらも負け確です。
相手がトリトドンの場合は、ナットレイで守り抜いて勝つ以外の選択肢はない(勝てるということではないし、ほぼ負けが確定するくらいの勝率。一応何度か勝てはした。)ので、素早さ調整してなかった点が大きな反省点です。

今回の主役はセキタンザン

メイン戦略の一つがこんな感じで大きな穴があったため、今回の主力は必然的に弱保セキタンちゃんが請け負います。
今回対戦する中では、なぜかエースバーンと対面するケースが多々あり、その場合はスカーフドロポンからの弱保キョダイフンセキで確定なので、それで勝利を積み重ねることができました。
困ったケースとしては、セキタンが出ている時に、相手のコイキングがまさかのダイマックスをしてきたパターンで、僕の想定ではコイキングはダイマしないと思いこんでいた部分があったので、ちょっと焦りましたが、ドロポン+ダイストリームでも耐えることができたので、返しのダイソウゲンで勝てました。

なお、相手にマルチスケイルカイリューとかが来た場合でも、スカーフドロポンが当たればキョダイフンセキでカイリューは吹き飛ばせます。
弱保+タイプ一致キョダイフンセキの火力の賜物です。

今回最大の難敵「よびみずユレイドル」

今回の大会で、相手にこいつがいたらほぼ負け確定やん…と絶望させられたのが、特性よびみずのユレイドル。

よびみずの仕様は前述の通りすばやさに依存しているのですが、ユレイドルの素早さ種族値はよびみずのポケモンのなかでは2位の素早さです。
1位はマラカッチですが、今回マラカッチ入りの構築は見ていなかったので、実質最速のよびみずポケモンなわけです。
この時点でこちらのスカーフコイキングはほぼ存在価値がゼロになり、トリトドンとセキタンザンでは勝つことが不可能です。
ナットレイでも相手の火力上昇によって攻撃を受けきることができません。
なので、ユレイドルがいる時点で負けが確定してしまうという感じになり、詰んでしまっているという感じになったのでユレイドル入り構築と当たった時点でテンションはだだ下がりです。
そんな中、構築に入れていたアーマーガアが活躍することになります。
ユレイドルは岩タイプが入っているので、アーマーガアのダイスチルは効果抜群です。
また、アーマーガアの方が素早さ高いし、Cが1段階あがったユレイドルの攻撃も1発は耐えるので、対ユレイドル戦において活躍できるということが判明。
適当に入れたのに活躍してくれるアーマーガア最高!
今回の大会では結構な数のユレイドルがいましたが、ユレイドルキラーになれることがわかってからは何度か勝つことができました。
ただし、相手のユレイドルが弱保持ちの場合は話が別で、弱保からの切り返しは流石に耐えれないのでその場合は負けます。
弱保持ちのユレイドルもけっこういたので、その場合は諦めるしかないですね。

やってみたら意外と面白い大会やった

大会参加前はコイキングを使ったネタ大会かなという印象だったんですが、実際にやってみるとよびみずの仕様を再確認できたり、コイキングというしばり要素をいかに活用して戦術に組み込むかなど、考える要素が結構あった楽しい大会でした。
また、普段だと活躍しているところをあまり見ないユレイドルの活躍など、このルールならではの意外なポケモンの活躍が見れたのも大きかったです。