今回紹介するカメはカミツキガメです。
カミツキガメは成長するととても獰猛になるカメでなんでも噛み付くのでカミツキガメという名前がつくぐらいのカメです。
カミツキガメの魅力はなんといってもその獰猛さで、与えられた餌なんかを豪快に食べる姿は見ていてすがすがしいくらいです。
ワイルドな外観も素敵です。
しかも結構大きくなっちゃう暴れん坊です(写真は横浜市立野毛山動物園のカミツキガメです。)
ですので飼うのはよっぽど環境が整っていないと難しく一般の人に飼う事はまず無理です。
動物園や水族館で見る事がほとんどなのですが中にはカミツキガメを飼育してしまう人がいます。
愛情を持って飼育されるのであれば何も言う事はないのですが中には手におえなくなって川や湖に捨ててしまう人がいたりします。
(大きくて獰猛なカメなので飼うのは覚悟と忍耐が必要な事くらいわかりそうなものですが・・・。)
そんな捨てられるカメもかわいそうですが本来日本にいない外来生物なので捨てられた環境では当然のごとく環境が壊れます。
湖の生態系は崩れ、遊びに来ていた子供が指を咬まれて怪我をするなどの事故にも繋がります。
ペットを捨てるという行為自体が許せるものではありませんが捨てた後の事に無責任な飼い主は生き物を飼う資格はないと思います。