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ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018予選 マスターカテゴリ参加報告 #PJCS2018

先日ブログに書いたように、5/11から5/14に行われたポケモンジャパンチャンピオンシップス2018の予選大会に参加しました。 今回の予選大会は、インターネット上で行われる大会で、何戦でも納得いくまで参加できる感じで、勝敗数に応じてレートが決まり、上位者が6月に行われるポケモンジャパンチャンピオンシップスの本戦大会に参加するという流れです。 参加してみて思ったのは、改めてポケモンガチ勢のレベルの高さに驚愕したこと、その中で自分が組んだパーティーがうまく機能した場合などはものすごい楽しい気分になり、いい年をした大人が一喜一憂できるポケモンというゲームの魅力を再認識した大会でした。

結果

先に言いますと、今回の結果としてはで、本戦出場は叶いませんでした。

今回の結果がこれ 結果 24勝18敗でレートが1577で620位という結果でした。

この結果を真摯に受け止め、次回に向けてまた精進するのみです。 とはいえ、実際に参加してみて自分の未熟さやパーティーの課題も明確になったので、振り返りと反省の意味でパーティーを晒そうと思いますw

今回のチームと反省点など

今回参加したチームはこんな感じです。

ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018

このチームのコンセプトとしては、「トリックルーム下で高火力のメガネコータスが噴火で全てを焼き払う」というコンセプトです。 なぜそういうコンセプトかというと、単純に亀が好きなのでコータスが可愛いということ、特定条件下で凄まじい火力を生むという部分が自分の琴線にバシバシきたからで、あとはその環境を作るためにどういうお膳立てが必要かを逆算して構成しています。

まず、先発としてはヤレユータンが確定で、あとは相手を見てガオガエンかクチートを先発させます。 ヤレユータンは特性の精神力の効果でひるまない上に、メンタルハーブを持たせることで挑発されても初手にトリックルームを発動できます。 また、単純に耐久も高いので、初手で落とされる可能性も低いというのがポイントです。 ガオガエンとクチートは、特性が威嚇なので相手の物理を1段階下げ、ヤレユータンのトリックルームの発動確率を上げる役割です。 ガオガエンの場合は、初手に猫騙しで相手をひるませ、クチートの場合はギガイアスに交換して受けます。 ギガイアスは、耐久が高い上に、特性の頑丈があるのでよっぽどのことがない限りは落ちません。 また、持ち物に弱点保険を持たせているので、こうかばつぐんの技を受けてもこっちの突破力が上がるだけという効果があります。 クチートからの交代なので、クチートを落としに来る地震が来た場合は、威嚇も入っているので安全に突破力を上げることができます。 そして、次のターンではトリックルームになっているので、トリックルーム下で攻撃2段階上昇により相手を処理することができるようになります。 最悪落とせそうにない場合は、大爆発で退場し、コータスを降臨させます。 ガオガエンには脱出ボタンをもたせているので、攻撃を受けると退場し、コータスを降臨させることができます。 まず最初にこのような形で、トリックルーム・コータスの無償降臨により、その次のターンではコータスが初手に噴火、次にヤレユータンが采配でコータスがもう一回噴火という、1ターンにメガネコータスの噴火が2回という、うっとうしいほどの高火力で相手を焼き尽くすことができます。 実際にやってみると、炎が半減になるドラゴンタイプのガブリアスやボーマンダなど、ダブルでも選出が多く、こっちが炎で油断している相手も確実に持っていけるので、奇襲としてはかなり効果的に立ち回れました。 ガオガエンかギガイアスかヤレユータンが倒れてしまった場合は、クチートが場に出てメガシンカし、メガシンカの影響で特性がちからもちに変わり、素早さを低く厳選して育成しているので物理攻撃を上げながら上から殴ることで、残ってしまった相手を刈り取っていきます。 あと、その頃にはトリックルームのターンが終わっている可能性もあるので、その場合は不意打ちを打って相手を落としていくという立ち回りも可能です。

なお、一切説明していませんが、ギャラドスは飾りです。 とはいえ、何の意味もなく置いているのではなく、コータスの苦手な地面タイプの選出をしづらくするプレッシャーをかけるという意味合いで置いてます。 あと、このパーティでは結果的に威嚇が3体もいるので、相手は物理型のポケモンの選出をしづらいという効果も狙っています。 このチームでは、初手にヤレユータンがトリックルームを発動させるかどうかが全てなところがあるので、特殊耐久に振ったヤレユータンに対して物理技が飛んでこないように威嚇パっぽく振るまって相手の選出を悩ませることも重要だろうと考えました。

今回の反省点としては、上記に書いたようにヤレユータンがトリックルームを打てない(初手で落ちる)と止まります。 というか、そこから勝てる要素があまりにもありませんw いろいろな条件で縛って確率を上げているとはいえ、やはり高火力物理でこうかばつぐんを行かれると落ちます。 具体的には、 ・ガオガエン、バンギラスの悪Z「ブラックホールイクリプス」 ・カプ・コケコの電気Z「スパーキングギガボルト」 などは耐えることができません。 バンギラス、ガオガエン、カプ・コケコは今回の大会での使用率も高く、ガオガエンとカプ・コケコ、ガオガエンとバンギラスという組み合わせで出てこられると猫騙しをどっちに打つかで勝負が決まってくるような局面になります。 あと、今回の大会ではモロバレルの採用も多く、モロバレルにキノコのほうしをされてヤレユータンが寝て終了というのもありました。 そのため、相手のチームにモロバレルがいると、モロバレルは高確率でキノコのほうしを打ってくるので、ガオガエンの猫騙しはモロバレルに向かわざるをえなくなります。 その隙に悪Zでヤレユータンが落とされるということも何度かありました。 相手が物理に振っていない場合のバンギラスの噛み砕くであればヤレユータンは威嚇込みで耐えますので、生き残る確率を考えると猫騙しはモロバレルに行くしかないんですよね。 こっちのそういう考えを見透かされてしまいやすいというのも結構問題点でした。

あとは、ダブルでもシングルと同じようにサイクルを回してくる戦略も結構使われており、ペリッパーやニョロトノなどのあめふらし要因もコータスには逆風でした。 雨降ったら噴火の威力半減なので。

といった感じで、うまくハマれば4-0でも勝てるんですが、その逆も然りで結構リスキーな構成だったなというのが最終的な感想です。 それも踏まえて、次以降のパーティー構成を再考しようと思います。 とはいえ、それでも勝ち数が負け数を上回り、勝率が5割以上あったということは個人的には満足できる内容だったなと思います。 いろいろ得られるものが多い大会だったので、参加してよかったなと思いますし、また次の構成を考えるのも楽しくなってきました。

余談

今回の大会は長男も参加してみてました。 長男の結果はというと、ジュニアカテゴリ54位と大健闘w そして54位なので、本戦の出場権を得ました!!

ジュニアカテゴリ54位

子供にも結果で負け、引退が頭によぎるおっさんでしたw